監督:ひなたの日記二日目「ディスらない」
どうもどうも監督のひなたです。
2回目のブログ寄稿です。
かれこれ半日以上思案していますが、もう映画に関するネタがありません。
あ、じゃあ今日は、大学での僕のお話でもしましょうか。
僕は現在大阪芸大・映像学科2回生です。(本当は3回生の年齢ですが、1回生を2度経験しているので。あとは察して下さい)
入学前、変わり者だらけの学校とは聞いていたものの、そんな人は1人もおらず、むしろ芸術の世界に限らず「世の中」から淘汰されそうな人ばかり目に付きます。そんな方々と毎日ハッピーライフエブリデイを過ごしている訳ですが、人口のエゲツないマンモス校なのでごく稀にまともな方もいらっしゃいます。
僕が履修している「シナリオⅠ」という授業の担当教授が、かの有名な国民的ドラマ「おしん」の劇場版の脚本を担当している「山田耕大(別名義:こがねみどり)」先生という方です。この山田先生に30分尺のシナリオを提出しなければならないのですが、『真言アイロニー』の編集と被ってまぁ進まないこと進まないこと。
クソ人間な僕は、山田先生に可愛がっていただいてるのをいいことに「ちょっと編集が切羽詰まってまして、、来週には出します!」と先延ばし先延ばしにした結果、夏休み明け提出だったはずのシナリオ第一稿が今日提出というところまで遅れました。
僕「先生、ほんとに提出が遅れてすみませんでした!ようやく第一稿あがりました!読んでください」
山「お、できたの!楽しみにしてたんだよひなた君の本。面接いつにしようか?明日はどうせ編集で忙しいんでしょ?来週にしようか?」
僕「… … … (涙)」
はい。次の映画の題材は山田先生に決定です。山田先生は仏なのか?仏陀なのか?ガウタマ=シッダールタなのか?
その後の山田先生の対応が更に仏対応で、
通常は、シナリオを提出→後日映像学科研究室前の掲示板に面接の日時が記載→面接という流れなのだが、僕が掲示板を見にいかないクソ人間ということを見越して、わざわざ先生の助手さんから僕の携帯に電話をかけてくれて直接日時の連絡をして下さりました。
山田先生が、無意識のうちにただの仲の良い優しいおじさん化しているのですが、相手は百戦錬磨のガチのプロです。略して“百錬ガチプ”です。ギャル語で言うと“レチプ”です。「散々渋った割には、台本カスじゃん」とか「文才がセンスのない。小3レベル」とか言われそうで冷静になって考えると怖くて夜も眠れません。
でも出してしまったものは仕方がない。もうなるようにしかなりません。人生初脚本執筆。当たって砕けます。
ちなみに書き上げたときに最初に見せたのは僕のママです。というかママにしか見せてません。脚本を読んだ時にママは「今日の晩御飯麻婆豆腐でいい?」と言っていました。山田先生から酷評を受けたらそれはきっとママのせいです。その日の晩御飯は焼き魚でした。
最後に、山田先生初稿待ってくれてありがとうございます。 あなたの仏対応のお陰で今日も気持ちよく編集できそうです。僕の次回作はあなたが台本を書いてください。『真言アイ◯ニー」の台本はクソなので。
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